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ダラスCCCSのプログラムとは

ダラスCCCSのプログラムには、一般社会人向け講座、高校生向け講座、小学生・中学生向け講座、24の高齢者向け講座とその年齢時に必要なことが学べる講座や、消費活動を行う際のアドバイス的講座、あるいは失業や福祉受給、シングルマザー等、経済的に困難な状態である人たち向けの講座など多種多様に準備されており、消費者教育が消費者に必要な時期を逃さないよう工夫されている。消費者教育を行うにあたり最も重要なことは、それが行われる時期である。わが国では、消費者教育は学校教育の一環として行うべきであるとして、家庭科や現代社会の授業のなかで取り扱うことが推奨されている。

しかし実際にはとてもデリケートな内容だけに、深く取り扱うことがむずかしいばかりでなく、直接受験に関係あるとは思えない生活の知恵を学ぶ内容であることから敬遠されることが多い。もちろん学校教育の現場にセミナーをもつことも重要であり、ダラスCCCSでもそれを中心に、特に社会に出る直前の高校生に対して講義を行っている。金銭管理のバランスが崩れやすい時期がある。それは、多額の出費を必要とする結婚や旅行などのイベント、長期的負債という住宅ローンを負う住宅取得時、また収入が途絶える退職時などがそうである。出産も、家族が増えるということでは収支バランスが崩れやすい。

そのような時期をねらっての消費者教育は、受講生が不安を抱え将来について心配している時期であるから、その効果は通常以上であることはいうまでもない。日本における消費者教育・金銭管理教育は残念ながら生涯学習の一環にしかすぎず、それは生活に余裕のある人、時間に余裕のある人たちが中心であり、前記のような側面の人を対象どして行われるわけではない。また金融リテラシーが中心であり、家計管理技術等を取り扱う講座があまり見受けられない。わが国においても、消費者教育・金銭管理教育を積極的に行い、活動するクレジットカウンセリング機関が育つことが求められているといえよう。